京都宇治で観た匠の技と紅葉の色合い、おいしいお茶の味わい

こんにちは。

自然な心体(しんたい)を取り戻す整体師、黒川なおきです。

 

今日のテーマですが 、

妻と宇治に行ったお話し

をさせていただきます。

 

2017.11.19に京都宇治に行きました。

そこは、小高い丘の広大な紅葉の敷地の中に

数棟の茶室が点在する風光明媚な趣でした。

 

 

妻の誕生日の贈り物として、

半年前に松殿山荘茶道会に申込んでおきました。

 

前日は、ワインで乾杯し家族三人ゆっくりと過ごし、

次の日、宇治の天気は時々雲間から薄日が差す程度の曇天で、

気温は8℃で12月中旬の寒さ、

体感温度的には丘の上なので足元からゾクゾク底冷えがします。

 

京阪電鉄宇治線で木幡駅を降りて、

住宅街を10分ほどテクテク上り坂を歩いていくと、

突然柵で仕切られ整備された自然の木々が立ち並んだ小道に入っていきます。

 

「マムシ危険」の札があるので、ギョッとしましたが、

紅葉と木の香りに導かれて進んでいくと、

やっと石段と立派な門が見えてきました。

 

おお~ここが・・・

 

茶人の山荘流の流祖髙谷宗範(たかやそうはん)

がこの地を買い求め、

自分で設計し模型を作り十数年かけて

当時の一流の日本大工の技を注ぎ込んで建てた「松殿山荘」ではないですか。

 

 

この山荘の基本コンセプトは、

「心は円なるを要す、行いは正なるを要す」で宋範さんは

徹底的にこの趣旨に沿って、事業を成し遂げました。

 

「心は円満に丸く。行ないは常に正しく四角く」の考えを数寄屋建築の中にまで、

具現化として天井や庭園のしつらえの随所に表現していて、

和洋折衷の趣もあり当時としてはかなりモダンではなかったかと思いました。

 

 

 

そして、圧巻は大広間の5間(9メートル)程の

正目の長押にはひとつも節がないのには驚きました。

現在なら相当な価値のある材木です。

 

何故詳しいかと言いますと、

ぼくは今の仕事をする以前は、建築の仕事に就いていましたから。
(詳しくは黒川なおきのプロフィール:https://www.ks-balance.jp/drt-3)

 

 

今回の奥様孝行ツアーは、

彼女にとっては好きなお茶と久しぶりの楽しい一時だったみたいです。

 

ぼくにとっても数寄屋建築の素晴らしさ、

随所に見られた日本の大工の匠の技をみることが出来た、

とっても寒い楽しい旅でした。

 

 

 

 

 

 

終わりに、

これからもお客様に接するときは、

宋範さんの志、「心は円なるを要す、行いは正なるを要す」に習い、

円~い気持ちでお話しをよく聞き、

先入観を持たず、

お客様のお体が自然な心体を取り戻すよう正しい行いで対処したい

と思います。

 

 

昔は「自然な心体」で暮らすことは当たり前に出来ていたのですが、

今はしっかり意識をして、ある程度以上の努力がないと

不自然な心体の状態が当たり前になってしまいました・・・

 

そこで自然健康教室では

『自然な心体を取り戻す』ための色々な考え方をお伝えしています。

 

メール受講版は無料です。

「え!?そうなの?」というお話もお届けしているので

是非、

自然な本来の健康を手に入れるために活用(実践)してくださいね。

 

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