映画「関ヶ原」から「義」を貫く意志とぼくが感じたこと

おはようございます。

自然な心とカラダを取り戻す 整体師 黒川です。

今日も訪れていただきありがとうございます。

 

「関ヶ原」を観ました。

これまでの関ヶ原を舞台にした映画とは違い、

石田三成を主人公に描かれています。

 

ぼくが思っていた三成像は、

忠孝の義に厚いが、慎重のあまり信頼の薄い人間関係で孤立ぎみ。

知恵は働くが気むずかしい武将。

そのような「石田三成」をどう描くのかに興味がありました。

 

そして、

大抵は気に入っている俳優が出た映画を観る方なのですが、

今回は、原田眞人監督なので特に観る気満々で映画館に出かけました。

 

物語は三成が伊賀の忍び(くノ一)の「初芽(はつめ)」、

戦国の世を生き抜いた名将「島 左近」との主従関係を結ぶ経緯から始まります。

ぼくの三成の人物像に違った見方が置き換えられました。

 

豊臣秀吉の没後、天下取りを画策する家康は秀吉の家臣達を自分の側へ引き入れます。

三成は家康に夜襲をしかけましたが、

そのことで、奉行職を解かれてしまいます。

そして「関ヶ原」で東西に分かれての天下分け目の大戦が始まりました。

 

合戦の勝敗を左右するのは19歳の若武者 小早川秀秋。

家康に対する恩と、義を以てこの戦の正しさを説く三成との間で心が揺れます。

小早川は三成の加勢を家臣に命じますが、

家臣は聞き入れず家康に加勢する動きをします。

 

それによって、

戦いは家康軍の勝利。

 

斬首される刑場へ向かう馬上で、三成は呟きます。

「これぞ、我が正義」。 で映画は終わります。

 

 

「禁輸腐食列島・呪縛」「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」「日本のいちばん長い日」は、何となく観ていて良かったのですが、

たまたまそれらが原田監督の作品でした。

この映画で、監督は何を言いたかったのでしょうか。

監督は「正義を貫く」ことについて描きたかったのではと思います。

よかったら、あなたも観てみてくださいね。

 

 

今の世の中は、社会ルールが優先される正義ですが、

あの当時のITのない時代、伝達手段が乏しい時代には、

身分制度はあったにしても、

一人一人の衝動や経験と心・正義にこそ重きが置かれた時代だったのでしょう。

「かたくなな正義の信奉者」三成を通して、

強く心に「愛と正義を貫く清さ」がぼくに迫ってきました。

 

三成は、

豊臣秀吉を崇拝はしていますが、

秀吉が成した大名同士の利害で安定した世ではなく、

義で成る本当の平安な世を築く理想を抱き、

自分が大将の器ではないことをわきまえていながら、

西軍を率い「義を以て貫こう」と真の仲間を集い突き進みます。

 

三成の理想の社会は「大一大万大吉」。

一人が万民のために尽くし、

万民は一人のために尽くせば、皆が心豊かに暮らせる社会。

 

ぼくの仕事は整体師です、素晴らしい職業だと思います。

この仕事を通じて、皆様の心と体を癒やすことが出来ます。

まさに、一人が万民のために尽くすことが出来るのです。

 

善い映画を観られました。

ありがとうございます。

感謝いたします。

 

自然な心体を取り戻す 整体師

黒川なおき

整骨院K’sバランス

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