こんにちは。
自然な心体(しんたい)を取り戻す整体師、黒川です。
今日のテーマは
映画を観て思ったこと編 ”ブレードランナー2049”
今封切りの「ブレードランナー2049」には、
素晴らしい映像美とキャスティングに安心して酔いしれました。
音の効果も素晴らしく、あっという間に映画の世界に引き込まれ、
自分の美的感覚(視覚・嗅覚・味覚・聴覚)が揺さぶられました。
だから潜在意識にまでも深く刻まれてしまいそうです。
ストーリーは、
ヒトの代わりに僻地で重労働をするために作られた人造人間(レプリカント)が、人間社会に反逆を起こしたことから、それを取り締まる特殊警官(ブレードランナー)との間で起こる事柄から「人間とは、記憶や魂とは何か」を考えてしまう、近未来にあり得るお話し。
30年前上映の「ブレードランナー」(リドリー・スコット監督)
と同じか超える程に満足いくもので、ぼくの心にチャンと残りました。
「ブレードランナー2049」はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の
前作「ARRIVAL メッセージ」に感じた深く静かに心に入り込んでくるような感覚と似ています。
だから、あと2回はこの上質の映画を観に行くでしょうね。
この作品にぴったりの鑑賞システムの(IMAX―3D)によって
臨場感がとてつもなく増幅されています
これから観ようと思うあなたは、先ずIMAXー3Dで観ることをお勧めします。
近未来の地球の環境は2019年の前作の世界を
よりひどくした30年後の地球です。
生きた木も生息できないやせた土地、死んだ海、強い濃い霧と酸性雨、
そして本作では雪も加わった寒い地球。
高い人口密度の都市には壁のようにそびえ立つビル群。
その底面にひしめき合って暮らす人類。
「ブレードランナー2049」の世界は、
「不安な」だけど「落ち着くような」“内面の世界“を
前編映像の色調にうまく表現された世界。
前作から既に30年以上経っているのにその残像を鮮明に活かしながらも、
前作とは別の世界を作り出しています。
監督や撮影の力量が確かだと言えます。
個性的な俳優陣以上に、そのバックグラウンド(舞台)が大きな演技をして
独特な世界観がたまらなく余韻に浸ってしまいました。
近頃では、映画本編が終わってエンドロールが終わるまで、立ち去るお客さんが少な
かったのも珍しいくらい。
ヒトと人造人間(レプリカント)が作り出す不安定な問題をはらんだ近未来の世界。
「記憶」ってなに?
主人公は人間が体験した幼少のころの記憶を移植された人造人間です。
その記憶は本物の自分の記憶であってほしかったのですが、
そうではなかったと知ったときの彼の気持ちはどれほどのものだったのか。
想像を絶する孤独感ではなかったか。(T_T)
ヒトとして生きたいから「もしかしたら、、、」と記憶にすがって生きていたのに。
ヒトは記憶を持って生きている。
否定しても記憶はある。
だからヒトは記憶なくして生きられないし生きていない。
だから魂もあると信じられている。
では、つくられた記憶が移植されたレプリカントたちには魂はないのか?
映画では“ある”と言っているし、彼らは子供をつくることさえできる。
ならば、ヒトと人造人間の大きな違いはなんなのか?
他にもいくつものストーリー軸が存在します。
「生きる意味」「記憶と魂」。どれも考えると深いテーマです。
ぼくは映画が大好き。
将来はミニシアターを自宅に作り、
友達を招待して楽しみたいと思っています。
ぼくが善い映画が好きな訳は、
ワンカット一つ一つに妥協が介入する余地がなく、
関係者全員のよい作品を作り上げようという思いが込められているから。
作り手の「熱量が伝わる」から
少なくとも映画ファンが映画を見る時はそのことを知っているから、
映画は観客の心を打ちます。
終わりに、
ぼくも常々この気持ちで、お客様には向き合いたい
と思っています。
昔は「自然な心体」で暮らすことは当たり前だったのですが、
今はしっかり意識をし、ある程度の努力がないと
不自然な状態が当たり前になってしまいました・・・
そこで自然健康教室では
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